コピーロボット

いや〜、色々コピーロボットの辺りをくるくる思考してたんだけどさ、さっぱり思った方向に話が展開しないのでぐだぐだなままエントリしておくわ。

俺の考えたコピーロボットの特性

  • 鼻が赤くて見分けが付く(ただし放送時期によって異なる模様)
  • 誰が鼻を押してもコピーする(別人のコピーとして稼働していても)
  • ドラえもんの道具にもある(ドラえもんの道具は未来のデパートにある市販品)

正確なコピーもできるのに、敢えて隙を残している子供用のオモチャのように思いますね。子供のオモチャに銃後を任せるヒーローってのも怖いですが、コピーロボットが騒動を起こしかける、っていうエピソードがあった気がします。
これだけ隙があると、コピーロボットパーマンのアリバイ作りのための物語上必要な存在、とするのは無理じゃないかな。

コピーロボットは何者だ?

別の見方として考えたのが、「心置きなく冒険に出発する為の道具」。親や学校でぐだぐだ言われる心配なしに「スタンドバイミー」できるのは大きいし、だからこそ子供の頃からコピーロボットが欲しかったんだよね。この場合、ある程度時間稼ぎができれば、途中でばれてもいたずらで済ませられるので、アリバイ用より杜撰で構わない。コピーロボットの隙はこの用途にはちょうどよさそう。
ということで、俺的には「コピーロボット=時間稼ぎ用いたずら道具」になってしまいました。

コピーロボットを支える技術

人格スキャン
人格のスキャンをここまで簡単に行うのは、他のSF等では見られません。無害で、大がかりな装置が不要で、一瞬です。完全に自動化されていて失敗の可能性がない辺り、他のSF作品の登場人物から見たら羨ましい限りでしょう。特にスタートレックの転送担当辺り。
人格の記録と再生
スキャンができるなら、この辺は容易でしょう。とはいえ、コピーロボットのサイズから考えると、人間の脳の記憶密度よりずっと高密度になっているはずです。また、器械上で再生された人格が肉体に違和感を覚えたりしないのか、興味の尽きないところです。
体型の変化
スタートレックのホログラムと同じようにできるかな。あちらの世界で持ち運び可能なホログラム投影装置は、24世紀でもオーバーテクノロジーですが。

この辺で挫折。多分コピーロボットが実在したら社会はこんな風になっている、という論じ方が必要なんだけど、そこまで飛躍する思考力がありません。例えば、記憶の部分追加が可能なら、ほとんどの教育は不要な気がするんだ。そう言う世界、ハインラインの短編にあった気がするんだけど、なんだったけ?

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